第35回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞入門講座』》 シャセリオー

3月26日(日)のプロトマニア・アート・レクチャーのご案内です。

第35回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞入門講座』》
             『シャセリオー』

現在、上野の西洋美術館では「シャセリオー展」が開催中です(5月28日まで)。
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ところでシャセリオー、聞いたことがない名前ですね!
かなりの美術愛好家でもこの名前を知っている人は少ないでしょう。ましてや、彼の作品を何点かあげられる人はまずいません。でも、国立西洋美術館でワンマンショーをやるくらいだからきっと巨匠のはず。そんなわが国でほぼ無名の巨匠(?)の展覧会が日本で見られるなんて、なかなか素晴らしいことだと思いませんか?

ということで、次回の講座ではこの展覧会にちなんでシャセリオーをしっかりと鑑賞しましょう!
展覧会のサブタイトルは『19世紀フランス・ロマン主義の異才』なんですね。
展覧会のプレス・リリースには『夭折した早熟の天才』の文字も躍ります。

1819年生まれのシャセリオーは、わずか11歳で新古典主義の大巨匠アングルに弟子入りします。
そして、あの狷介なアングルをして『この子はいずれ絵画のナポレオンになる』とまで言わしめたほどの俊才でした。しかし、しだいにアングルの絵画感になじめなくなり、早くも二十歳過ぎには師と決裂しロマン主義的な作風に傾きますが、残念ながら37歳の若さで亡くなります。
たしかに、『夭折した早熟の天才』だったようですね!

では、サブタイトルの『フランス・ロマン主義の異才』の方はどうでしょう?
このあたりを彼の作品を見ながらみなさんとしっかり検証してみたいと思います。
まずは、19世紀フランスにおける新古典主義の巨匠アングルとロマン主義の旗頭ドラクロワの代表作を見ながら、それぞれの主張と作風を理解しつつ、その大きな対立軸の中で、シャセリオーの絵画はどのように展開して、どのように位置づけられるのかを見ていきましょう。

そしてレクチャーの終わりには参加者の皆さんがそれぞれのシャセリオー観を持てるようになることを目指したいと思います。


ー今回の《シャセリオー展》に出展の作品ー
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カバリュス嬢の肖像 1848年

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アポロンとダフネ  1845年

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コンスタンティーヌのユダヤの娘1846-56年

ーそれ以外の代表作
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エステルの化粧 1841年

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二人姉妹 1843年

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テピダリウム 1853年

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※ この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力を養うための講座です。
※ いわゆる美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、
どう見るか、そしてそれをどう自分の言葉にするかを「わいわいがやがや」の寺子屋
スタイルで学びます。お気軽にご参加ください。

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講師:  中尾陽一
日程 : 2017年 3月26日(日) 13:00 —15:30
参加費: 4000円
場所 : プロトマニア https://protomania3.wordpress.com
    (東京メトロ九段下駅 3b 出口(北の丸スクエア)より徒歩2分)
     〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-5 市田ビル6F

予約・お問合せ : お名前と日中のご連絡先を添えてメールまたはお電話でお申込みください。
        e-mail: yoyoa@mac.com phone: 090-2469-4450(荒川陽子)

* メールでお申し込みいただきましたら確認の返信メールを送らせていただきます。
プロトマニアから返信メールが届かない場合は、大変恐れ入りますが電話でお問合せください。

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by redoutehugos | 2017-03-14 20:04 | アートの楽しみ | Comments(1)
Commented by desire_san at 2017-05-18 19:15
こんにちは、
私も「シャセリオー展」を見てきましたので、画像と鑑賞レポートを読ませていただき、美術展でを再体験することができました。シャセリオーは、アングルの愛弟子だったこともあり、絵を描く技量が非常に高く、色彩もよく調和していて、たくさんの美しい作品が印象に残りました。特に女性の顔の表現が美しく、肉体の表現も含めて魅力を肌で感ずることができました。

私も自分なりにシャセリオーの作品の魅力を読み解いてみました。またアングルとなぜ決別したのか? 絵画・美術におれるロマン主義とは何なのか?本質的な違いを考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。見識あるredoutehugos様から、内容に対してご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
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