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第36回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞入門講座』》 ボナールとナビ派

4月23日(日)のプロトマニア・アート・レクチャーのご案内です。

第36回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞入門講座』》
ボナールとナビ派

毎月1回開催のアート・レクチャーですが、次回はついに36回目になります。
ということはまるまる3年やってきたわけですね。私としても大変感慨深いものがあります。そして3年前の初回から参加されて、この3年間皆勤賞に近い方が何人もいらっしゃいます。ほんとうにありがたく存じます。
今後、皆様とともに、ますます面白く刺激的な講座にして行きたいと思いを新たにしております。

前回の《シャセリオー》の講座内容が、プロトマニアのHPにライブ感たっぷりに
楽しく紹介されています。よろしければ、ご高覧下さい。

さて、記念すべき第36回は《ボナールとナビ派》をとりあげます。
折しも、東京丸の内の三菱一号館美術館では《オルセーのナビ派展》が開催中です。
ところで、この展覧会は『本邦初のナビ派展』だそうです。私はナビ派展というのは
過去何度も開催されていたように思っていましたが、初回だったとは!!!

そう言えば、私の中でナビ派の展覧会として記憶に残っているのは、『ゴーギャンとナビ派の仲間たち』とか『ゴーギャンとル・プルデュの画家たち展』とか『ゴーギャンとポン=タヴァン派展』だったような・・・要するにゴーギャンを冠にした展覧会でした。納得です!
やっぱりゴーギャンはインパクトが強くて訴求力がありますものね。実際、今回のナビ派展でも展覧会の冒頭を飾るのはゴーギャンの有名な《黄色いキリスト》です。

では、なぜ今回のタイトルを《ゴーギャンとナビ派》ではなく《ボナールとナビ派》にしたか?それは、《ゴーギャンとナビ派》ではどうしても個性の強い巨星ゴーギャンが主役になって、ナビ派がすっ飛んでしまうからです。ナビの始まりはゴーギャンにあったかもしれませんが、ナビ派を理解するにはゴーギャンの軛を取っ払った方がいいと考えたわけです。
とは言え、《ナビ派》だけでは作品のイメージがわきにくいのでナビ派の中で最もナビらしく最もポピュラーなボナールを強調した次第です。

ナビ派を鑑賞する際のキーワードにアンチーム(仏語、intime:親密感のある)という言葉がよく使われます。ナビ派の絵の主題は家族やありふれた日常の情景など身近なものが多く、画面からも何ともいえない親近感が漂ってきます。これを形容して
「アンチームな」と言いますが、この穏やかなアンチームな雰囲気の中に、平面性だとか装飾性だとかの絵画の革新性が微妙に織り込まれているのがナビ派の特徴です。

このナビ派の穏やかな革新性を実感していただくのが次回《ボナールとナビ派》の目標です。 みなさん、ふるってご参加ください!

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オルセーのナビ派展(三菱一号館美術館)

以下の画像はすべて『オルセーのナビ派展』の出展作品です。

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ボナール 格子柄のブラウス 1892年

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ボナール 黄昏 1892年

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ボナール 庭の女性たち 1890-91年

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ヴュイヤール 公園 子守、会話 1894年

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ヴュイヤール ベッドにて 1891年

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モーリス・ドニ ミューズたち 1893年

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ルーセル テラス 1892年頃

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マイヨール 女性の横顔 1896年頃

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ヴァロットン ボール 1899年

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※ この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力を養うための講座で
  す。
※ いわゆる美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、
どう見るか、そしてそれをどう自分の言葉にするかを「わいわいがやがや」の寺
子屋スタイルで学びます。お気軽にご参加ください。

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講師:  中尾陽一
日程 : 2017年 4月23日(日) 13:00 —15:30
参加費: 4000円
場所 : プロトマニア https://protomania3.wordpress.com
    (東京メトロ九段下駅 3b 出口(北の丸スクエア)より徒歩2分)
     〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-5 市田ビル6F

予約・お問合せ : お名前と日中のご連絡先を添えてメールまたはお電話でお申込みください。
        e-mail: yoyoa@mac.com phone: 090-2469-4450(荒川陽子)

* メールでお申し込みいただきましたら確認の返信メールを送らせていただきます。
プロトマニアから返信メールが届かない場合は、大変恐れ入りますが電話でお問合せください。

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by redoutehugos | 2017-03-30 17:08 | アートの楽しみ | Comments(1)

横浜で《ルドゥーテの「バラ図譜」展》が開催されます!

ボンジュール!
こんにちは。

桜の花も咲き始めて、これからどんどん花の季節に向かっていますね!
横浜では先日《全国都市緑化よこはまフェア》が始まりました。
(3月25日〜6月4日)
山下公園、港の見える丘公園、赤レンガ倉庫のほか、郊外の里山なども含めて
横浜中で花と緑をテーマにしたさまざまなイベントが開催されるようです。

そんな花と緑のイベントで盛り上がっている横浜でもうすぐ、ルドゥーテの「バラ図譜」展が始まります。

場所は横浜駅東口、そごう横浜店に6階ある「そごう美術館」です。
会期は4月15日(土)〜5月28日(日)
花と緑で盛り上がっている横浜での「花のラファエロ」と呼ばれたルドゥーテの
展覧会。楽しそうですね!

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by redoutehugos | 2017-03-29 11:22 | ルドゥーテの魅力とお知らせ | Comments(0)

第35回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞入門講座』》 シャセリオー

3月26日(日)のプロトマニア・アート・レクチャーのご案内です。

第35回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞入門講座』》
             『シャセリオー』

現在、上野の西洋美術館では「シャセリオー展」が開催中です(5月28日まで)。
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ところでシャセリオー、聞いたことがない名前ですね!
かなりの美術愛好家でもこの名前を知っている人は少ないでしょう。ましてや、彼の作品を何点かあげられる人はまずいません。でも、国立西洋美術館でワンマンショーをやるくらいだからきっと巨匠のはず。そんなわが国でほぼ無名の巨匠(?)の展覧会が日本で見られるなんて、なかなか素晴らしいことだと思いませんか?

ということで、次回の講座ではこの展覧会にちなんでシャセリオーをしっかりと鑑賞しましょう!
展覧会のサブタイトルは『19世紀フランス・ロマン主義の異才』なんですね。
展覧会のプレス・リリースには『夭折した早熟の天才』の文字も躍ります。

1819年生まれのシャセリオーは、わずか11歳で新古典主義の大巨匠アングルに弟子入りします。
そして、あの狷介なアングルをして『この子はいずれ絵画のナポレオンになる』とまで言わしめたほどの俊才でした。しかし、しだいにアングルの絵画感になじめなくなり、早くも二十歳過ぎには師と決裂しロマン主義的な作風に傾きますが、残念ながら37歳の若さで亡くなります。
たしかに、『夭折した早熟の天才』だったようですね!

では、サブタイトルの『フランス・ロマン主義の異才』の方はどうでしょう?
このあたりを彼の作品を見ながらみなさんとしっかり検証してみたいと思います。
まずは、19世紀フランスにおける新古典主義の巨匠アングルとロマン主義の旗頭ドラクロワの代表作を見ながら、それぞれの主張と作風を理解しつつ、その大きな対立軸の中で、シャセリオーの絵画はどのように展開して、どのように位置づけられるのかを見ていきましょう。

そしてレクチャーの終わりには参加者の皆さんがそれぞれのシャセリオー観を持てるようになることを目指したいと思います。


ー今回の《シャセリオー展》に出展の作品ー
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カバリュス嬢の肖像 1848年

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アポロンとダフネ  1845年

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コンスタンティーヌのユダヤの娘1846-56年

ーそれ以外の代表作
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エステルの化粧 1841年

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二人姉妹 1843年

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テピダリウム 1853年

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※ この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力を養うための講座です。
※ いわゆる美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、
どう見るか、そしてそれをどう自分の言葉にするかを「わいわいがやがや」の寺子屋
スタイルで学びます。お気軽にご参加ください。

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講師:  中尾陽一
日程 : 2017年 3月26日(日) 13:00 —15:30
参加費: 4000円
場所 : プロトマニア https://protomania3.wordpress.com
    (東京メトロ九段下駅 3b 出口(北の丸スクエア)より徒歩2分)
     〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-5 市田ビル6F

予約・お問合せ : お名前と日中のご連絡先を添えてメールまたはお電話でお申込みください。
        e-mail: yoyoa@mac.com phone: 090-2469-4450(荒川陽子)

* メールでお申し込みいただきましたら確認の返信メールを送らせていただきます。
プロトマニアから返信メールが届かない場合は、大変恐れ入りますが電話でお問合せください。

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by redoutehugos | 2017-03-14 20:04 | アートの楽しみ | Comments(1)