《ルドゥーテのバラの庭》からこんにちは! Bonjour du Jardin des roses de Redouté! ボンジュール! ジュ・マペル・クマ 昨日のロサ・ケンティフォリアに続いて、今日はロサ・ケンティフォリア・ ブラータについてお話します。 この絵では画面左側がボリューム感のあるたくさんの葉で占められているので、 ラテン語名とフランス語名が縦に並んでいます。 ラテン語名:Rosa centifolia Bullata フランス語名:Rosier à feuilles de Laitue (ロジエ・ア・サン・フォイユ・ド・レテュ) レテュはレタス。フォイユは葉。 《レタス葉のバラ》ですね。 一方、ロサ・ケンティフォリアは英語ではキャベッジ・ローズとも言われます。 《キャベツ・バラ》ですね。 ということは、ロサ・ケンティフォリア・ブラータは キャベツ(花)・バラ+レタス(葉)・バラ 100(たくさん)の花びらがキャベツのように幾重にも重なって丸くなり、 葉もレタスのように丸くこんもりしているというバラなんですね。 花も葉もボリューム感たっぷり。 ビロードのような艶やかなドレスをまとった女性美を連想させますね。 画:P.J.ルドゥーテ 刷り:レモン 彫版:ラングロワ 昨日のロサ・ケンティフォリアは彫版師がクゥータンでしたがこのブラータ の方はラングロワですね。刷りは同じレモンです。 それもそのはず、『バラ図譜』の作品はすべてレモンの工房で刷られました。 彫版には10人ほどの彫版師がかかわっています。
by redoutehugos
| 2015-08-17 20:09
| ルドゥーテ
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