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山梨県立美術館で開催中「花の画家 ルドゥーテのバラ」展 見どころ(5)

ボンソワール!
こんばんは。

今日はひさしぶりに《ルドゥーテのバラの庭》でウーラちゃんも楽しそうです。
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ところで、山梨県立美術館の「花の画家ルドゥーテのバラ」展の見どころ(5)は
貫生(かんせい)のバラです!

ロサ・ガリカ・アガタ・プロリフェラ 

ルドゥーテの「バラ図譜」を眺めていると「えっ?!」と驚く変わったバラとの出会いがあります。

この絵のバラも最初見た時は一瞬ぎょっとしました。万重咲きのピンクのバラの中から葉が突き出ているのです。まるで頭頂から角が生えたかのようですね。

ロサ・ガリカというのは古代ギリシア・ローマ時代から栽培されてきた古代種のバラです。プロリフェラは「増殖する」といった意味で、花の中に葉を出したり、次の花を咲かせるエネルギーの強さを象徴しています。 

こういった現象は現在では「貫生(かんせい)」と呼ばれ、一種の変異と考えられていますが、ルドゥーテの時代には新たな種と考えられ超高値で取引されていたそうです。

「バラ図譜」には貫生のバラが以下の3種類掲載されています。
カッコ内は展覧会場での分類です。


ロサ・ガリカ・アガタ・プロリフェラ
(I.古代種:ガリカ系)014

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ロサ・ダマスケーナ・セルシアナ・プロリフェラ
(I. 古代種:ダマスク系)034

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ロサ・ケンティフォリア・プロリフェラ・フォリアケア
(II. ケンティフォリア系) 057

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by redoutehugos | 2015-11-24 19:32 | ルドゥーテ
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