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巨匠のバラの絵シリーズ:ウォーターハウス《魔法をかけられた庭》

ボンソワール!
こんばんは。

今日の巨匠が描いた《バラの絵》は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「英国の夢 ラファエル前派展」から、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの《魔法をかけられた庭》です。
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ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)
《魔法をかけられた庭》
油彩/カンヴァス 115.5 x 160 cm 1916-17年

キャンバスサイズでいうと100号Pの大作です。
デカメロンの中の一場面です。
アンサルド(右端の男性)は人妻ディアノーラ(画面左側、首の前で手を組んでいる女性)
に横恋慕して言い寄ります。
困ったディアノーラは彼を拒絶するために「冬の庭に春の花を咲かせたら・・・」
という不可能な条件を提示します。そうしたら、アンサルドは魔術師の指導を受けて
冬の庭に花を咲かせてしまいました。
画面左端にご注目ください。外ではしんしんと雪が降っていますね!

このお話の結末はおいといて、画面中央では女性の一人が前屈みになり冬に咲いた
バラの花の香りを確かめています。

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ウォータハウスに限りませんが、ラファエル前派の画家達は人物も花も木もすべてに全力
を注いで画面を仕上げています。ラファエロ以前の画家達のように絵のどの部分もないがしろ
にせず、誠実に画面を仕上げるというのがラファエル前派の理念でした。

ところがよく見るとこの絵は画面下方やアンサルドの横の女性の表現がスケッチのような
感じです・・・それもそのはず、実はこの絵はウォーターハウスが亡くなった年に描いて
いた絵で、彼はこの絵を完成させることができなかったのです。

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by redoutehugos | 2016-03-02 20:23 | アートの楽しみ
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