巨匠の《バラの絵》シリーズ: モネ 《バラの間の家》

ボンジュール!
こんにちは。

今日の巨匠の《バラの絵》シリーズはマリーさんのジヴェルニーの庭園レポート
にちなんで、モネのバラです。

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クロード・モネ (1840-1926)
バラの間の家
油彩/カンヴァス 92.3 x 73.3 cm 1925年
ティッセン=ボルネミッサ美術館 マドリード

モネ最晩年の作品のひとつです。
モネは晩年、視力障害に悩まされます。
1912年には白内障と診断されましたが、当時白内障は業病で手術したと
してもどこまで回復できるかは定かではありませんでした。長年躊躇していた
モネですが、周囲の強い説得もあり1923年にやっと手術に踏み切りました。

一般に、白内障がひどくなると物の輪郭がぼやけたり目に映る像が全体に赤や黄色
っぽくなります。水晶体が白く濁って光が網膜まで達しにくくなるのと同時に、
青系の波長の短い光りが水晶体を通らなくなるからだそうです。モネの晩年には随分
赤っぽい絵がありますが、このような目の機能的な問題もあったんですね。

この絵は1925年すなわち白内障の手術後の制作ですから青系の色がだいぶ復活して
います。

ところで、柄刀一(つかとう はじめ)の「モネの赤い睡蓮」というアートミステリー小説
には、白内障によって世界が赤っぽく見えるという症状がうまくストーリーに取り込まれています。
《世界がこれまで自分が見ていたのと違うように見え始めたとき画家はどう対処するのか・・・》
ミステリーですから、それがメインテーマではありませんが、考えさせられます。

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by redoutehugos | 2016-03-17 20:16 | アートの楽しみ
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