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庭園美術館「ガレの庭」展で良質の展覧会体験をしてきました!

春の陽気に誘われて東京都庭園美術館の「ガレの庭」展(4月10日まで)
に行ってきました。サブタイトルは「花々と声なきものたちの言葉」です。

ガレの展覧会はこれまで何度も見ていますが、正直なところガレの魅力、すごさというのがあまり実感できませんでした。パート・ド・ヴェールとかアプリカシオンとか被(き)せガラスとかの技法の説明パネルも、その場で読んだだけではほとんど理解できませんでした。というより、最後まで読むことができませんでしたね。

今回の展覧会はガレの技法云々にはほとんど触れずに、庭園美術館というシックな空間でのアンティームな展示に重点がおかれていたせいか(私の勝手な解釈かも知れませんが)、ガレの世界に存分に浸ることができました。

作品的には諏訪湖畔の北澤美術館所蔵のものが大半でしたが、庭園美術館というよき空間を得て作品が輝いているように見えました。そして何より今回の展覧会の秀逸なところは、オルセー美術館所蔵のデザイン画の展示です。この展示があることによって展覧会全体が「ガレの庭」というタイトルのひとつの作品のように感じられます。

個々の作品の鑑賞がどうだというより展覧会をひとつの作品として味わうという経験ができる展覧会、東京ステーションギャラリーのジョルジョ・モランディ展に続いて良質の展覧会体験を堪能しました。

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by redoutehugos | 2016-03-18 17:44 | アートの楽しみ
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