アンティーク写真、カルト・ド・ヴィジット(名刺版写真)って?

ボンジュール!
こんにちは。

今日は《ウーゴズのバラの庭》で新規入荷中のアンティーク写真、カルト・ド・ヴィジット(名刺判写真)のご紹介です。

カルト・ド・ヴィジットは1854年にフランスのディスレリによって発明された名刺サイズの写真です。ディスレリが考案した大きな1枚のネガにマルチレンズのカメラで8〜12枚の写真を撮る方法は今のプリクラの元祖のような感じで、欧米での写真の普及に拍車がかかりました。

カルト・ド・ヴィジット(carte de visite)はフランス語で名刺(直訳すると訪問用カード)の意味です。名刺代わりに使用されたり、知り合いと交換したりして楽しまれました。

やがて、ナダールなどの有名な写真館が、王室や政治家、芸術家、女優など著名人の肖像を複写複製して販売するようになり、カルト・ド・ヴィジットは収集の対象として多くのカルトマニア(カードマニア)も生まれました。

カルト・ド・ヴィジットはほとんどが卵白を使った鶏卵紙にプリントされましたが(アルビュメン・プリント)、鶏卵紙は非常に薄いため名刺サイズの厚い台紙に貼られて普及しました。この台紙の裏にはそれぞれの写真館の美しいロゴが印刷されている場合が多く、そのデザインも魅力となっています。(ただし、裏に写真館のロゴがないものは初期のものとして現代のコレクターの間では希少価値を増すこともあります)

また、1860年にはいるとカルト・キャビネ(carte cabinet)と呼ばれる、ひとまわり大きなサイズ(約16.5 x 10.5cm)の名刺版写真が作られ人気を博しました。
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右の小さい方が   カルト・ド・ヴィジット (10.5 x 6.2 cm)
左の大きいサイズが カルト・キャビネ    (16.5 x 10.5 cm)



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by redoutehugos | 2017-12-10 11:05 | 《ルドゥーテの庭》からのお知らせ
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