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アルマ・タデマの裸婦の秀作 《テピダリウム》

ル・ボンジュール!
またまた、こんにちは。

バラの絵ではありませんが、せっかくですから、《英国の夢 ラファエル前派展》
に出展されているアルマ=タデマの《テピダリウム》の絵柄もご紹介しておきます。

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ローレンス・アルマ=タデマ
《テピダリウム》
油彩/パネル 24 x 33 cm 1881年
レディ・リーヴァー・アート・ギャラリー(リヴァプール国立美術館)

テピダリウムとは古代ローマの公衆浴場にあった微温浴室のこと
だそうです。

さきほどの《ヘリオガバルスのバラ》が132.1 x 213.9 cm (150号Mくらい)
なのに対してこの作品は24 x 33 cm (4号F)という小ささです。

公に発表する目的ではなくプライベートな好事家向けの作品ということで
しょうね。それだけに大向こう受けを意識した仰々しさや会場効果をねらった
書き割りのようなぎこちなさとは無縁の自然で自由な描写が魅力的です。

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by redoutehugos | 2016-03-04 18:04 | アートの楽しみ

巨匠の《バラの絵》シリーズ:アルマ=タデマ《ヘリオガバルスのバラ》

ボンジュール!
こんにちは。

巨匠のバラの絵シリーズ。
今日はアルマ=タデマの《ヘリオガバルスのバラ》です。
アルマ=タデマの作品は今週日曜日まで渋谷のBunkamura ザ・ミュージアム
で開催中の「英国の夢 ラファエル前派展」に何点か出展されています。
ここでご紹介する《ヘリオガバルスのバラ》は出ていませんが、小品ながら
(本当に小さいですよぉ〜! 24 x 33 cm)彼の作品の魅力をあますところなく伝える
裸婦像《テピダリウム》は必見です。
(毛皮に寝そべる裸婦像ですが、裸婦と毛皮の表現の対比が見事です)

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ローレンス・アルマ=タデマ (1836 - 1912年)
《ヘリオガバルスのバラ》
油彩/カンヴァス 132.1 x 213.9 cm 1888年

ヘリオガバルスは奇行でしられる第23代ローマ皇帝です。
ある宴会では開閉式の天蓋に大量のバラの花びらを隠しておき、宴もたけなわ
になったときにその花を落下させ、多くの客を窒息死させたという逸話が残って
います。

一見、美しいバラの花びらに埋もれその甘い香りに酔いしれているように見える
人々が、実は突然の花びらの襲撃に窒息し、死に旅立ちつつあるという地獄絵。
快楽や美と残虐や死とは紙一重ということの隠喩かも知れません。

アルマ=タデマとは変わった名前ですが、彼はオランダからイギリスに帰化した
人なんですね。

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by redoutehugos | 2016-03-04 17:27 | アートの楽しみ